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概要 RYUTOによる、新旧さまざまなデジモン小説の論評集。不定期更新。 なお、取り上げられた作品の作者様で、内容を取り下げて欲しい方がいらっしゃいましたら、お手数ですがご一報下さい。 バックナンバー No. Title Update 01 太一のアグモン、啓人のギルモン、そして『Egg and I』 2011/04/23 02 デジモン小説の遅れてきた神話『幾千のアポカリプス』 2011/10/10 03 巨大な時間経過と文字数の関係『カノンコード』 2012/11/30
https://w.atwiki.jp/simplecross15heart/pages/77.html
いつものがすでに短編だろっ! …はい。 分かってます(汗) でも1ページしかありません。 落書きじゃん。 そのような物です(笑) 忙しくてあんなにだらだらと読んでいられるかっ! と言う人におススメです。 恋愛系 花火 席替え 友情系 理科室 詩 恋って 何
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/441.html
ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ ───まただ。夜になると、いつも隣の壁からドンドンという音がする 俺、白鳥裕也はこの狭い寮の廊下で眠っていたが……居間の方から今日も音は鳴り止まない。 「ククク……皆殺しだ……せいぜいアワテフタメケ…イノチゴイを……むにゃむにゃ」 寝室から穏やかでない寝言が聞こえてくる。もはや見なくてもわかるが…こんな穏やかでないことを言っている子乃ちゃんはきっと穏やかな表情で寝ていることだろう。 彼女は寝言はよく言うが、筋金入りの爆睡アマゾネスである。一度爆睡すれば途轍もない悪臭と不快な音でも作業用BGMでかけない限りは目覚めないだろう。 そして、ここ一週間、俺はこの壁ドンのせいで碌に眠れない夜を過ごしている。なんてことだ…ファック!!!!!! 今日からせっかくの夏休みだというのにィ… 「ここの寮の壁はただでさえ薄いのだ……なんたることだッッ!!!だが…………」 俺に、この夢幻学園で生き慣れたしまったこの俺にっ……まるで得体の知れない隣の人間へ文句を言うなど、端から無理! こんなことならもっとご近所付き合いしていればよかった… 何?慣れてるなら寧ろ余裕だろうって?馬鹿野郎、寧ろ悩殺だよ!!! 夢幻学園の生徒…広義には夢幻街の住人は…関わると恐ろしいものとそうでないものはひと目で分かるタイプとそうでないタイプがいる。 後者の場合、どんな熟練者でも見分けをつけるのが難しいと言われているのにッ!! 所詮ここでの暮らしがちょいと慣れた程度の凡人であるこの俺に何ができよう!? 答え:何もできない。 年間何百人もの死者がでるこの夢幻学園で、少しでも油断は禁物なのだ…… 俺はこの壁より薄いかけ布団…というか布一枚を抱きしめる…(子乃ちゃんに全て奪われたためである)… 明日に備え、今日も必死に睡眠をとるのだ。 ドンッ 「そう…俺は…」 ドンッ 「早起きをして…子乃ちゃんに弁当を………」 ドンッ 「じゃねぇや…朝食だ…朝食を」 ドンッ 「つ…」 ドンッ 「作…」 ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ 「作れるかボケェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!! ふざけんなやァアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!さっきからドンドンドンドンなんだこのアワビがアァアアアアアアアアアアアアア!?!?!?!?!?!?!?!!!!!!!!!!」 俺は意味不明なことを口走りながら堪忍袋の緒が切れていた!!!!!!! おもむろに手頃な金属バットを手に取ると…… 「死ねぇぇぇぇェェェエエエエエエエエエエエエエエエイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 音の発信源である隣の壁へ叩きつけ、破壊した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 「ミッションコンプリィィィィィィィッッット!!!!!…ハッ!?」 するとそこには…………なんと………ッッッ!!! 「き、貴重な殴る壁が…殴る壁がぶっ壊れちまったじゃねぇか!!!!!!!!!!うわぁぁあああああああああああああああ!!!!!」 ただの同級生がいた!!!!!!!!! 「き、君は同じクラスの…名前は…えっと…覚えてないや…苗字は確か…す、鈴木?佐藤………」 「違う!東埀水(ひがしたるみず)だ!!!!俺の貴重な壁が!!俺の壁ぇえええええええええ!!!!貴様!!!!よくも俺の壁を壊したな!!!!! えーっと…名前は…覚えてないな…苗字は確か……………白石?白石ィィィィィィッ!!絶対に許さねえ!!!!!!!!!!!!」 「(惜しい…)だ、だって君が壁をドンドンドンドン叩くのがいけないんじゃないですかね!!!!!こ、この…妖怪かべどんが!!!!」 ハッ!し、しまった。少々強い言い方をしてしまった…これではこいつが危険人物だった時、殺されかねん!あ、謝らないと… 「なんだと…?それはすまなかった…お詫びに───」 「(ほっ…よかった、普通の人だった)」 「───死をやろう!!!!!!!」 「ですよねー!!!!!」 夜な夜な壁をドンドン叩くような奴が普通の人なはずがなかったんだ!!!! そして東埀水くんは突如としてその醜い正体を表した… 着ていたパジャマは避け肌はブクブクと泡のように膨れていき……最早原型を留めないまでにそれはなっていた…… その正体とは、天井まで届くような縦にも横にもただただでかい肉塊そのもの!!!!実際、天井がきしむ音が聞こえる!!! 不快な粘液と粘液がこすれ合うようなネチョネチョという音を鳴らし、嗅いだことのないような悪臭を漂わせる!!まさに悪夢だ!! そして、その中央部からはまさに『壁を叩くためだけにある』としか言いようのない人間の腕らしきものが生えていた…申し訳程度のかべどん要素である。 ……ん?ちょっと待て。 「本当に妖怪じゃねーーか!!!」 「ブジュルブジュルグッバヤアアアアアアアアアアアア!!!!(訳:考えてみたら俺のこの拳はかべどんの為だけにあるものだから人は傷つけない、これポリシーね)」 「逃げろォォォォォォ!!!!!!!!!!」 俺はバック・トゥ・ザ・リアリティー!!!!こんなC級パニック映画じみた演出から現実へと帰還するのだ!回れ右!! そして、そこには先程まで気持ち良さそうな表情で眠っていたとは思えないほど殺気立った若林子乃さんが立っていたのだった。 「き、き、貴様ら…なんだこの悪臭は…なんだこの騒音は…さっきから…おえっ…うっ…う…」 「子、子乃ちゃん…さん。落ち着いてよ…この件は本当に俺何も悪くな」「ブジュルブジュルグォッツァ!!!!(訳:待つんだ白石くん、驚かせてごめんよ…ん?そちらのお嬢さんは)」 「うるせぇええええんじゃァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」 ゴガグシャグジュバキムギョジュギギチャズボボボボボボ……… こうして東埀水君は本当に物言わぬただの肉塊となり、俺も巻き添えを喰らって余命六時間ぐらいの重体になることとなる。 が、幸い翌日暇そうだった保健室の先生が暇つぶしに両方とも治してくれたので事無きを得たのだった…。 姦
https://w.atwiki.jp/naianakikaku/pages/28.html
ここでは企画されたキャラを小説化してみませんか?にて書かれた小説をまとめていきます タイトルの表記が見当たらない作品については仮のタイトルをこちらで付けさせていただいています 名前を出さずに登場しているキャラクターについては基本的に名前表記をしていません タイトルや内容、収納場所などの変更、修正などあればご連絡くだされば編集いたします 注意点をまとめました→編集上の注意点 投下順 1話~40話 41話~80話 81話~120話 121話~160話 161話~200話 201話~240話 241話~280話 281話~320話 321話~360話 361話~400話 401話~440話 441話~480話 481話~520話 521話~560話 561話~600話 601話~640話 641話~680話 681話~720話 721話~760話 761話~800話 801話~840話 841話~880話 881話~920話 920話以降はナイアナ企画掲示板に投下された物になります 921話~960話 961話~1000話 1001話~1040話 1041話~1080話 1081話~1120話 1121話~1160話 1161話~1200話 1201話~1240話 1241話~1280話 1281話~1320話 1321話~1360話 関連別 過去話 企画キャラの生い立ちや能力覚醒など、過去を書いた小説 一話完結の話 続き物の話 各個人の連載長編 ザ・スクールライフ系列 スゴロク 火波スザクと恋心のお話系列 「家族」系列 宵闇の鴉系列 逃れえぬ因縁系列 Akiyakan 都シスイのお仕事系列 ※完結済 リバース・オブ・ジングウ系列 ※完結済 千年王国系列 災いは人の形で訪れた系列※完結済み クラベス 店長の素性系列 ※完結済 依頼系列 自己嫌悪系列 とある巨木系列 決断の果てには系列 イマニオリタエンマ系列 (六x・) 冬也の片思い系列 ※完結済 騎士の眠れる狂気系列 星の魔術師系列 しらにゅい 籠われた朱鷺系列 ※完結済 臆病な一年生系列 ※休載中 サト もどっておいで系列 ※完結済 十字メシア 『蛇、獣と一緒に外に行く』 ※完結済 緋色の中で系列 神江裏 灰音と神江裏 灰音(わたし)系列 古之守護者戦草紙系列 サイコロ <抱えた爆弾> 紅麗 ずっといっしょ系列※完結済 目覚めた能力者系列※完結済み えて子 佑の日常系列 戦力外兵器の呪縛系列 短編や長編予備軍 能力者が集うレストラン ポリトワルサーカス団 白い二人と… その他 小話 作者別 常連組 少数組 作業用メモ 企画小説時系列まとめメモ 作業中小説まとめ
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ここでは私小説などの書いた文章を載せて行きたいと思います。 赤髪助っ人外国人選手の霍乱(プロ野球小説) ある日見た夢の話し 下記のサイトで他にも幾つかの小説を掲載しています。 よろしければどうぞお越し下さい。(マイページへとジャンプします。) ・http //mypage.syosetu.com/262793/
https://w.atwiki.jp/range_bump/pages/4.html
ここでは、管理人「ニッケ☆」が扱う小説をおいてあります。 タメ文ですが、どうぞ読んでください。読んだ後は感想お願いします。
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原作、小説 この作者さんは真の遊戯王オタクだ! 文庫版表紙完全版。ちなみに、文庫版公式サイトで壁紙がもらえます。 外国版コミック表紙、原作、(加々美じゃない)カレンダー、カードカタログ+α。 文庫のタロット。愚者から始るので、文庫派の人注意 一目でわかるほど変わっているものから、比較して気づく微妙な変更もかなりありました 小説の販促…、動画なのだろうか…?色々突っ込みたいけど、それは試聴する貴方にお任せします。 おまけは和希様による4コマだ! ▲
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【種別】メディアミックス/小説 【著者】著:池端 亮 イラスト:箸井地図 【発売元】角川書店(角川スニーカー文庫) 以下の角川スニーカー文庫の小説版を指す。 BLOOD+ 01 ファーストキス BLOOD+ 02 シュヴァリエ ※「人名」ページからのAutolinkに使いますので削除しないでね。- al(管理人) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/88.html
「うおおお遅刻遅刻っ!」 今 子乃ちゃんの待ち合わせ場所へ全力疾走する俺は、 夢幻学園へ通う極普通の一般的な男の子。 強いて違うところをあげるとすれば 毎日誰かに殺されかけるってとこかナ─── 名前は白鳥裕也 そんなわけで、子乃ちゃんとの待ち合わせ場所である南幼女像まで走っているのだ 幼女像についてはあまり深く追求しないでほs ド ン ッ ! 「いたたた…」 誰かとぶつかってしまった。 デジャブを感じる。 俺の記憶が正しければ確か子乃ちゃんと会った時もこんな… 「いッてェなぁあああ!!」 「んだよコイツァ!??!」 「やんのかゴラァァア!!」 「ウヒョオオォオ!!!」 ウホッ…いい不良… こうして俺の全財産は失われたのだった。 『俺は誰かとぶつかると必ず不幸になるの法則』を教訓として心から学んだのだった。 「…………ふぅ…」 今日は子乃ちゃんにバイトでコツコツと稼いだお金を捧げる日なのに… 最悪の事態になってしまった。 こうなったらもうアレだ。 人生詰んだ。 家に帰って首でも吊ろうっと☆ 一般的な男の子にあるまじき考え方をしながら裕也は帰路につこうとする。 「あっ待ってください!忘れものですよっ!」 「………。」 不意に後ろから可愛らしい声がかけられる。 聞いたことのない声だった。 そう、この展開はつまり…──── 裕也は瞬時に理解した。 『圧倒的死亡フラグ…っ』 「待ってたまるかボケェェェ!!」 「ええっ!?」 裕也は走った…っ! 子乃のもとへ向かうよりも早く全力疾走をした…っ! 「待ってくださいぃ~!」 だが後ろから追いかけてくる少女の声が……っ! だがよく考えたらこれから死ぬことに変わりはないことに気づいた。 「アッハッハッハ!!さぁ殺せ!!いくらでも殺すがいいよ!!ヒーハー!」 「え……いや、あの、お財布落ちてましたよ?あなたのですよね?」 そこにいたのは、左右で髪を結んだ背の低いおさげの美少女…… !? バカな……普通の女の子だと!? 都市伝説だと思っていたのに…… 存在したのか……っ! 「あ、ありがとう…本当にありがとう…」 「だ、大丈夫ですか?」 「ごめん…君があまりに天使のように美しかったから涙が…」 「え…えー////」 裕也の無意識の口説き文句により、彼女の頬が赤く染まる。 裕也もそれに気づいたのか頬が染まり、場の空気が自然と緩む。 ふと、彼女が何か決心したような顔をする。 「あ、あのっ///……あたし…前から白鳥さんのことが好きでしたっ!!!」 「ええええええええええ!!!そそそうなの!!?!?!こ、困るなぁ…あ、あはは…はは」 「そ、そうですよね…迷惑ですよね……っ」 「ああああああああ迷惑じゃないッ!迷惑じゃないよッ!!?!?!寧ろ俺も好きだったよ君のことッッ!!」 いかん、テンションが上がって言い過ぎた。 なんなのだ…これは…これが天国かッ!? クッ…この素晴らしい時間が永遠に続けばいいのに… だが…… 我らの子乃ちゃんは恐らく、待ち合わせ場所に来なかった俺を意地でも探し出し取り殺すだろう… その修羅場に彼女を巻き込むわけにはいかない…っ! そろそろ去らねば………ありがとう、最後に俺に夢を見せてくれて…神様ありがとう…っ!! 裕也は哀愁を漂わせながら、再び目に涙を浮かべる。 「ほ、本当ですかっ!?あたし臆病だし…ドジですけど…良いんですかっ!?」 「え?…あぁ…うん、勿論だよ!…あの、俺そろそろ…」 「それにあたし…能力とか使えますけど…」 「うんうん…わかってるよ………ん?」 違和感。今彼女は何と言ったのだ──いや多分気のせいだろう。モルダー、あなた疲れてるのよと自分に言い聞かせる。 「…白鳥さぁん!」 「うおっ!」 裕也は瞬間、彼女に抱きつかれる。 風紀委員に見つかったら打首獄門だが、今は放課後なので誰もいない。 そのふんわりとした感触が幸せだ。 彼女への些細な疑いなど一瞬で晴れてしまった。 いや待て待て…さっさと家に帰って首を吊らねばこの娘まで… ──ん?ちょっと待てよ 冷静になって考えてみれば このサイフ、不良共に奪われたじゃあないか。 不良達が落としたのか?いや、それだと不良達が落とした人物と認識され、サイフを届けに行くだろう。 それに無限学園の不良は恐ろしい。 軽いノリで人を殺したりと、文句なしで一級犯罪者と言えるような奴ばかりだ。 言わば猛獣の放し飼い。 この学園の名物と言っても過言ではない。 こんな女の子が不良達からサイフを取り返すのは無理だ。不可能だ。 つまり………………。 まぁ細かいことは気にしなくてもいいか─── 今が良いなら、それでいいじゃないk… 瞬間、白鳥裕也に電流走る。 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 「白鳥ィィィイイイ…どこだァァァアアア…」 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 『ソレ』はちょうど俺と彼女の逢引現場から少し離れた所にいた。 マズい…Monsterがいる…!!息を殺さなければ…ッ 「? 白鳥さんのこと呼んでる人がいますよ?」 「駄目だ……目を合わせてはいけない…」ガタガタ 裕也は焦点の合ってない目で思考する。 アレはデンジャラスすぎるゥゥアア!! とにかく今はこの子を守る為にもやり過ごさねば… 「ととととととととととにかく伏せて…」 「あ、あああ///」 裕也はその時気づかなかった。自分の今の体勢が、どう誤解されてもおかしくないことに… 『性犯罪者はっけェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエン!!!!!』 「「!?」」 裕也はその大声のした方向…即ち真上を見上げるッッ!! そこにいたのは…… 「吾は性犯罪者を死へといざなうザ・ロリータコンプレックス(略してロリレックス)……ようこそこの素晴らしき断罪空間へ。」 ゲェーッ!クレイ! 「や、やばい!逃げなきゃ!!」 「逃がすか性犯罪者ァアアアアアア!!」 裕也は彼女の手を引っ張りながらも必死に逃げる。 「手、手を握るなんて大胆…////」 「そんなこと言ってる場合じゃないよね!!!!!!!!!!!!」 とにかく走る。 だが背後から全速力で追いかけてくるクレイから逃げられる気がしな── 「やぁ白鳥裕也くん!やっと会えたな!!」 俺の名前を真正面からフルネームで呼ぶのは紛れも無い。 Monsterである。 どう考えても、クレイの大声でこちらに気づいたとしか思えない。なんてことだ。 つまり死への連鎖だ。 そして、彼女。 完全にキレているのだろうか。 笑顔である。 怖い。 怖すぎる。 「どうした性犯罪者ァアアアアア!!!もう逃げないのかァアアア!!?!?」 そして後ろから現れるクレイちゃん。 見事な挟み撃ちだと関心するがどこもおかしくはないな。 ふぅ…… グッバイ人生。マイ彼女。 いい夢見れたかよ?俺。 「「死にさらせェアア!!」」 同時に襲われる俺。 肉片になる俺。 ミンチになる俺。 ………あれ? 「白鳥さん、そんなに身を屈めてどうしたんですかぁ?」 甘い声で俺に微笑みながら声をかけてくれる少女。 そして少女の周りで蠢く銀色の『何か』。 「鎖使いの壱河。知りませんか?夢幻学園の風紀委員には、四天王と呼ばれる一線ブチ切れた連中がいるって。」 ───バカな。 白鳥裕也は否定した。 だが心の中では肯定していたのだ。 それならば、何もかも辻褄が合うのだから。 ………いや、風紀委員が抱きついたりとか、風紀乱しちゃ駄目じゃね? 「フフフ…そう、私の名前は壱河鈴莉!!名前、覚えてくださいよ!白鳥さん。」 「小賢しいわァアアアアアアッ!!!」 ギャキィ!!!という擬音と共に千切れ飛ぶ鎖。 地面に降臨する子乃。まさにラスボス。 「へぇ…あたしの鎖を壊すなんて、流石血籠の娘ね。」 「血籠?知るかボケ!私の白鳥を無断で使用した罪…断じて許さんぞ貴様ァ!」 その時白鳥は思った。 あれ?約束を守れなかったのが鈴莉ちゃんのせいになってね? 「…………『私の』白鳥…ですって?」 「そうだ!白鳥は私の奴隷であり…うおッ!?」 鈴莉ちゃんが手を翳すと、地面から無数に鎖が現れ子乃ちゃんを串刺しのせんとばかりに襲いかかる! 勿論それをどうしようもできない白鳥は… 「何も考えるな。この状況は全て虚実…そう、全て虚実…」 悟りを開いていた。 「そこまでよっ!!」 「「!?」」 「何も考えるな…俺…」 その時クレイの大声が放たれta!! ☆アルティメット纏めタイム☆ 「君たちの気持ちはよくわかった…!!恋をするなとは言わない… 私も君達がそこの優男が好きなのを真摯に受け止めるとしよう… だが待ってほしい。そこで君達が殺傷し合うのは、そこの優男にとって辛いことなのではないだろうか…」 「で、でも…!彼女は敵よ…恋愛の敵でもあるし…白鳥さんの為にもならないわ!!」 「君達は白鳥のことが好きなのだろう!!」 「いや、私は別に奴隷になるんなら誰でm」 「ならば白鳥の意見を尊重したまえ!私から言えることはここまでだ…」 「いやだから、私は別にどうでもいいk」 「ちなみに私はツンデレも悪くないと思う…さらばだっ!」 「………。」 「白鳥さん!どうなの!?」 「争いごと、良くない。平和、一番。」 「白鳥ィ…こんな女鬱陶しいだけだろう…?なぁ、そうだよなァ…」 白鳥はその言葉を聞くと、淡々と口を開いた。 「さぁ還ろう、虚無の無界へ───」 白鳥はそう言うと、どことも知れぬ場所へ向かって歩きだしたのだった。 「白鳥さん…」 「白鳥…」 その時の二人の目は、養豚場の豚を見るような目だったと言う。 「上手く纏まったな、ステファニー。」 「お嬢様も成長したものです。他人の恋路を邪魔するどころか支援するとは…」 「そうとも、私怨だよこれは。」 「えっ?」 「あの二人を相手にしていれば、あの優男の精神は、いとも簡単に破壊されるだろう。 第一、壱河は何故か若林子乃に個人的な怨みのようなものを持っていることが調査済み。 即ち…白鳥は死ぬ!!何がハーレムだ糞が!この性犯罪者が!くたばってしまえば良いのだ!」 「流石お嬢様。尊敬します。」 「日々のストーキングが大事なのだ。」 ────こうして白鳥裕也はまた一歩、死に近づいたのだった!!! めでたしめでたしそして続く
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